レポート第104回「金沢歴活」【これであなたも通の仲間入り!茶の湯釜の歴史】
今回は茶の湯釜についてお話。
先日行った古地図アプリでの金沢街歩きでも茶の湯釜を話題にしましたが、
(http://yutateamaster.hatenablog.com/entry/2016/11/11/221049)
↑その時の詳しく
遡ること今年の8月に歴活にて茶の湯釜について話していたのでその時のまとめを。
https://www.facebook.com/events/535828523271663/?ti=icl
↑歴活の詳しく
茶道具って専門的な知識がないと理解し難く、素直に【キレイ】も言わせない領域なのでそもそも鑑賞を楽しむには敷居が高いのに茶の湯釜って!
だと思うので当日は基本的なお釜の鑑賞ポイント、産地の違いなどをお話。
お釜を持参して話すyuta。
個人的には、織田信長→松永久秀と伝来した「芦屋松地文真形釜」がいいっす。
老松の暴れ狂ってる感がすごすぎるのです。これはまるで狩野永徳や長谷川等伯の松みたいで、「まさに桃山の破格の精神そのものじゃないか!」と1人興奮いたしました。
永徳や等伯よりこの釜が作られた時代は前ですが、この釜を面白いと思い、
「良し」
とした時代の空気って、面白いな、やっちゃってるな、と思うのです。
やっぱ桃山は破格の精神だよなぁ。