感動のフィナーレは春の恋みくじ!【春占(はるうら)】
人はいさ
こころも知らず
ふるさとは
花ぞ昔の
香ににほいける
この詩はとても好きなもので、なんど口ずさんだか分かりません。
変わってしまう人の心と変わらない花の美しさを対比したもの。
なんで人の心は変わってしまうのでしょう。。
あんなに2人で笑いあっていろんなところに行ったのに、その想いでももはや僕を苦しめる刃以外のなにものでもない。。
なんて、初恋にやぶれた10代のメンタリティで呟いてみましたが人は変わるからこそ面白いのであり、変化があるということは成長かもしれないし、心の移り変わりの先に結局、もとの位置に戻ってくることだってあるかもしれません。
今日別れた恋人たちも生まれ変わってめぐりあうよ
さて。
お届けしてきました金沢うら田ウィーク、感動のフィナーレです。
最後はこれ!
【春占(はるうら)】
定番ものではなく限定ものです。
金沢の正月の風物詩に辻占というものがありまして、御神籤が入ったお菓子をいくつか取り上げ出てきた御神籤を組み合わせて文章をつくるというもの。
⬆︎詳細はこちらが詳しかったので引用としてリンクを貼っておきます
なるほど、本来なら正月限定の辻占をこの時期に発売し春の門出や恋の行方ひ悩む人間に買ってもらおうという魂胆ですね。
エアリーフローラという石川県オリジナルの花を模した砂糖菓子が恋の悩みを膨らませます。
ここはひとつ、僕も占ってみようではないか!
結果はこちら!
(2つでは文章にならなかったので3個いただきました♪)
ウキウキして
いつまでも
隣の芝は青いだけ
なんて深淵なる問いかけなんだ。。。
どれだけ心弾んだところで、いつまでもここではないどこかを羨むだなんて!
あぁ、それでは僕らに未来はない。
もう他所を羨むのはやめよう、もそっと僕らの日々の暮らしを大切にしよう、僕らの芝を青く美しくすることに、心をくだこう。
美しいものを探すのではない、ここを美しくするためにどうするかを考えよう。
ありがとう、うら田さん。
最後の最後にこんな素敵なギフトをくださるなんて。
こうして僕の金沢うら田ウィークは閉じて行った。