yuta_tea.masterの日記

金沢在住。ファッション業界と茶の湯に片足ずつ入れております。金沢歴活副代表としてのブログも。

【和スイーツ】セブン、宇治抹茶の生ガトーショコラ

急に和菓子が恋しくなるけど和菓子屋さんや百貨店の和菓子売り場へ走る余裕がない、そんなことってたまにありますよね。

(僕だけ?)

そんな時に助かるのがコンビニの和スイーツ

当ブログでもたびたび紹介していますが、今や半端ないクオリティにまでなっおります。

今朝はセブンイレブンの新作を。

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宇治抹茶の生ガトーショコラ。

写真に残しておけばよかったのですが、開け方が気が利いていて楽しいのです。

まるでコンビニおむすびを開けるがごとくの機能美。

そして中から現れるはこちら。

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上から撮るとまるごとガトーショコラですが、上層はショコラ、下層は抹茶になっております。

濃厚チョコに抹茶の風味が絡み合って朝からなんとも優雅リッチな気分に。

180円出した甲斐があるというものです。

おすすめ! 

【京の干菓子】亀屋良長の《七夕》

かささぎの わたせる橋に おく霜の...

はい、思わず和歌を口ずさみたくなるキザな高橋(yuta)です。

本日七夕。

七夕っていうてもだいたい梅雨時で天の川見れないやん!って叫びが聞こえてきそうですが旧暦でいくとだいたい今の8月が本来の七夕なので天の川は見やすいのですよね。

 

今朝はそんな七夕にふさわしいお菓子。

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じゃじゃん。

亀屋良長さんのこの時期限定お干菓子。

パッケージが可愛い。パッケージは京都のデザイン集団sousouさんとのコラボ。

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 中身はこんなの。

もはやお味というより見た目のクオリティにただただ気を取られてしまいます。

このあと実食で無残な姿になったことは言うまでもありません。

kameyayoshinaga

【歴活レポート】満席なりました、第148回【金沢歴活】パラダイムシフトの幕を開けたドイツ30年戦争

久しぶりに素都さんにてお話。

実は今年3回目。

石引パブリックでは月2でお話しておりますが素都さんはほんとに久しぶり。

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そのテーマはドイツ30年戦争というちとマニアック。

この戦争は戦争そのものよりもその結果結ばれたウェストファリア条約が肝なんです。

ウェストファリア条約はウェストファリア体制ともよばれますが、【主権国家】が生まれ、その150年後にナポレオン戦争によって国民主権の【国民国家】が生まれ、現在にいたる。

僕らの世界の枠組みは実はウェストファリア体制によって規定されていることが殆ど。

2010年代に入りそのウェストファリア体制が賞味期限がきているのではないか、との論説もちらほら。

国民国家とグローバル資本主義について (内田樹の研究室)

「1600年以降に培われた人間性は忘れてください」2人の魔法使いが予見する、AI時代の人間の進化 - ログミー

このあたり今後も理解を深めていきたいところです。

 

【金沢の和菓子】

6月は仕事が繁忙期、業務も慌ただしい上に秋の催しの打ち合わせが続きに続き月末はちとパワーダウン。。。

お菓子のご紹介が滞っておりまふ。

気を取り直していきます!

 

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まずはこちら、兼六園下にお店をかまえる和菓子の老舗中島さんの【福ふくどら焼き】

濃厚バターを練り込んでありコーヒーと一緒にいただしたい一品。

福ふくどら焼き - 和菓子の老舗中島 金沢兼六園下

 

続いてもどらちゃん。

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東京のお土産でいただいた雅庵さんの【太鼓判どら焼】

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大粒の粒あんがたっぷりはいりフワフワ。

菓匠雅庵

 

金沢市民以外にはなんのこっちゃでしょうが7/1は氷室の日、氷室まんじゅう

日々慌ただしくいつの間にか1年が折り返し。

この和菓子ブログもなるたけ毎日更新しようと心新たな高橋(yuta)です。

さて金沢という北陸の城下町では7/1は【氷室の日】

氷室といっても群馬のバンドマンではありません。

氷室びらきといいまして、冬の間に蔵に入れておいた氷を藩主に献上するという風習が江戸時代から金沢にあり、そのタイミングで無病息災を祈り口にするのが氷室まんじゅうなのです。

まぁ、京都における水無月の金沢版ですな。

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写真は主計茶屋街の和菓子処はやしさんの氷室まんじゅう。

そう、なんてことはない酒饅頭のような風貌なのですよね。

なんてインスタ映えしないんだ。。。

SNS用にヴィジュアル改善した氷室まんじゅう出て来たら僕は買いたいなぁ。

 

 

石引パブリックで開催【金沢歴活】《信じる心も捨ててしまえ、捨聖・一遍》

月に2度金沢美術工芸大学近くのブックカフェ、【石引パブリック】にて美術史や茶の湯をメインにお話しております。

6月28(水)にまたお話させていただきました。

テーマは【一遍】

中学校の歴史で習ったのを覚えている方も多いでしょうか一遍。

教科書的に書くと時宗の祖で特徴は踊り念仏。

僕が一遍について興味を持ったきっかけは茶の湯

樂焼当代の15代樂吉左衞門さんがエッセイで一遍について触れていたから。これはだいぶ前ですね。5年くらい前かな。

っで今年に入って石パブでオーナーさんが次の本をプッシュしていたので一遍熱に火がつくのです。

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栗原康『死してなお踊れ』

 独特の文体で語られる一遍伝、たまんないです。僕は仏教門外漢ですがこんかに分かりやすく浄土仏教のことを書いている本は他にないと思う。

一遍って超絶インテリなのに半裸で踊り狂うっていうアナーキーぶりがすごいです。

仏を信じるっていう心を捨てる、捨てようっていう心すらも捨てる。

全部全部捨て切って念仏を唱えればまだ見ぬ世界へ行けると。

興味が湧いた方はぜひ『死してなお踊れ』ご一読くださいませ。

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次回は7月11日(火)に石引パブリックにて歴活開催いたします!

 

【京都の和菓子】永楽屋さんの《みかさ》と《和三盆(祇園町祭)》

はい、先日京都にて仕入れて来たお菓子でございます。

昨日と今日は京都は四条にあります永楽屋さんのお菓子。

まずは昨日いただいたこちら。

まんまるどら焼きの《みかさ》

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表面の【樂】の文字がひときわ存在感をかもし出します。中身は粒あん、欲を言えばもう少し皮がふっくらだと良かった。

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 おまけでお店のショーウィンドウのどら焼き山。ドラえもんが見たら発狂しそう。

 そして今朝はこちら。

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永楽屋の和三盆、祇園祭リミテッドver。

この時期ならではのモチーフ。

こういうお干菓子、たまに食べたくなりますね。頻繁だと嫌になっちゃいますが。

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永楽屋さんのWebページはこち

京佃煮・京菓子 永楽屋