姉夫婦からのお土産、【大内山牛乳ミルクカスタードケーキ】
社畜のごとく長時間通勤で働く金沢の和菓子マニア高橋です。
自嘲気味に書き始めましたが、最近そう思うのですよね。。またそれで虚しくも、なるのです。虚しさすら感じなくなればきっと漱石が言うところの“自宅と職場を往復する動物”なんだろうな。
このブログは和菓子やお茶に興味を持つ人もしくはInstagramのフォロワーさんむけで、あまり自分語りの私小説のような文章は控えたいのですが、ご容赦を。。。
長時間通勤と言うても片道1時間半程度なので都内に比べればどうってことないとも思うのですが、田舎での長時間通勤はやはりしんどいです。なぜか。公共交通機関を乗継乗継でしかも待ち時間がコマ切れなのですよね。
自宅から金沢駅まで徒歩orバスで移動し、金沢駅から職場の最寄り駅まで移動し、最寄り駅からバスで職場に向かう。これが、移動手段が一つで1時間半ならまだ有効に使えるのですが。
あぁあかん、文を書きながら溜息が漏れそうです。お口チャック。
そんな自分がふと我にかえるのって朝の抹茶、昼のコーヒー、夜のお酒の時間だったりするのです。
嗜好品を口に流し入れるのは喉を潤すためではなくて、心を落ち着かせるため。
その一杯で不安、妬み、虚しさ、悲しさ、侘びしさ、怒り、悦びも、いったん鎮まるのです。
オートマティックに、動く日常を止めてくれる。
それが嗜好品を喫するということ。
だって、茶も酒もなくたって人は生きていけるから。
それは、服も同じことだけれど。
今朝は、姉夫婦のお土産、三重県の大内山牛乳を使用した【大内山牛乳ミルクカスタード】
きな粉と黒蜜のベストマッチ。。桔梗屋の信玄餅
和菓子は津々浦々、色んな地域にありましてその土地の風土に合わせた系もあればその土地の歴史に紐付く系と様々。
今朝は歴史系のこちらの和菓子。
でました、桔梗の紋に紐で結ばれたパッケージ。。和菓子好きな方にはすぐピーんときたかもですが、
写真撮り損ねましたが風呂敷に見立てた可愛いらしいビニールの包紙も特徴。
その包紙を解いてプラスチックの容器からお皿に移し替えて同封の黒蜜をかければ出来上がり。
見た目の愛らしさ(この辺桔梗屋さんは上手いよね)ももちろん、素朴なきな粉餅が黒蜜でプチゴージャスでるのが良いところ。
名前の由来は山梨ご当地戦国大名、武田信玄から。ちなみにwikiによると桔梗屋さん以外にも信玄餅を売っているお店があってそこは後発ながら信玄餅を商標登録しているらしい。
ややこしや。。
(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/桔梗信玄餅)
桔梗信玄餅は通販もしているので木になる方はぜひぜひ♪桔梗信玄餅 -山梨の代表銘菓
知らなかった。。。日本で唯一の金平糖の専門店、京都【緑寿庵清水】の金平糖(蜜柑)
金沢歴活という歴史コミュニティの活動もしつつ毎日和菓子、空いた時間で服を売っている高橋(yuta)です。
金沢歴活は金沢を拠点に歴活に親しむ活動をしておりまして僕も2年ほど前から副代表として運営に参加しております。
🔺金沢歴活
今朝は歴活代表の安藤からいただいた京都おみや。
こちら。
むむむ、うっすらと平糖の文字。
まぁ金平糖ですね。
京都の緑寿庵清水さんの金平糖で、僕は知識なかったのですが日本で唯一の金平糖専門店なのですね。
ちなみに金平糖の袋を包んでいた紙はこんな詳細な商品広告。和菓子の包紙ってけっこう好き。
金平糖がポルトガルから伝えられて織田信長も食べたっというエピソードは歴史好きにはそそられます。。
いただいた金平糖は蜜柑味。
今まで食べていた金平糖はなんだか、“ただ甘さを濃縮しただけ”のような胸焼けするような感覚だったけど清水さんのはすうっと口の中で解けていくような感覚。
オンラインで購入はできませんが地方発送は電話で受け付けているようですよ!
安いだけではなかったのね、、超リーズナブル中田屋さんの【大柴舟】
こうも毎日毎日お菓子を食べているとなるたけリーズナブルな物に目がいってしまいます。。
基本、金沢駅の「あんと」で購入するのですが、あんとでひときわリーズナブルなお菓子として気になっていたのが金鍔で有名な中田屋さんの【大柴舟】というお菓子。
一つ100円ほどだったはず。
先日お稽古で先生がくださり今朝は念願の初大柴舟。
こちら。
柴舟 といえば金沢の別の和菓子屋の看板銘菓ですが中田屋さんも作っているというか、【柴舟】という固有名詞の和菓子なんすね。。
しかもなにやらたいそうな由来も。
賀藩三代藩主・前田利常の時代より献上菓子として名高い金沢銘菓です。川を流れ行く柴船を思わせるせんべいに、生姜のゆかしくもピリッと辛い風味と、すり蜜のほの甘さを加えた加賀藩代々藩主の座右菓子です。手焼きならではの大らかな形ゆえ生姜風味のすり蜜がたっぷりとからみ、中田屋独特の[大柴船]として皆様にご愛顧いただいています。パリッとした歯ざわりの良さと生姜風味をそこなわないよう、一枚ずつ包みました(中田屋サイトより引用)
柴舟小出の「柴舟」に対し中田屋さんは【大】「柴舟」となんだか対抗意識なんでしょうか。
とはいえ大柴舟もバッチリ生姜煎餅には変わらなく僕はちと苦手。。。
金沢駅で買える和菓子の中ではかなりイチオシ!金沢うら田さんの【唐崎】
金沢といえば和菓子処!
金沢に行ったからにはお土産で何か買わなきゃ、もとい美味しい和菓子食べたい!
そんな甘党の方にお届けする金沢駅で買えるオススメ和菓子、今日はこちら。
ででん!
金沢うら田さんの【唐崎】
兼六園にある唐崎の松がネーミングの由来。
どら焼きに見えてどら焼きでない、不思議なお菓子。
断面図はこちら。
皮には黒糖が練り込まれ、中身は粒あん。
食べ応えありまくり。
個人的に金沢駅で買える和菓子ではかなりオススメ。
確か春から夏にかけてのみ販売しているので食べたい方はお早めに!
通販はしていないので店舗でのみ購入できます!
百番街店
金沢駅百番街内「あんと」内
TEL:076-260-3774
営業時間 8:30~20:00
定休日 なし
酪農でなく【酪王】、福島県の酪王乳業のラスク
僕の兄は地元(金沢)の大学を卒業後、就職の配属先が東北地方になり以後主に福島県内で異動を繰り返しております。
僕も大学生の頃から何度も福島には訪れておりまして、個人的に福島のお菓子は案外馴染みが深い。
「ままどおる」とかたまんないですね。
そんな福島土産でお初だったのがこちらのお菓子。
酪王乳業さんの【酪王牛乳ラスク】
酪王とかくのがミソなのですね。
会社HPをみると、カフェオレやアイスなど色々やられているそう。
饅頭で有名な柏屋さんともコラボしてたりで美味しそうですな。。。
このラスクですが脂っこさやしつこい甘さは控えめでまずは食べやすく後味風味が優しくミルク🥛思わずサクサク食べれちゃう一品でした☆