見た目がキュート、中身は漉し餡、【加賀八幡起上もなか】しかし僕はマツコデラックスさんに見えて仕方がない
はい、1週間金沢うら田を食べ尽くす「金沢うら田ウィーク」、凝りもせずにやっております。
今日で6日目だから、明日までやりますよ。
さてさて今朝はこのInstagram投稿でも何度か登場しているこのこ。
可愛いだるまさん!
金沢うら田【加賀八幡起上もなか】です。
鮮やかな朱の包紙が目を引きます。
つぶらな瞳がなんて可愛いらしいんだ。。
(僕は毎度マツコデラックスさんに見えてしまうんだよねぇ)
おもむろに包紙を開いてみましょう。
じゃじゃん。
木型が優れているのでしょう、お顔立ちもくっきりです。
後ろ姿も見てみましょー、えい!
うん、なんとも普通。
中身は粒あんという最中の王道。
これ、日持ちするし見た目が金沢らしいゴージャス感でお土産に大人気らしいです(うら田の店長いわく)
金沢らしいお土産なんかない!!?
ってときにはオススメです。
⬆︎公式
金沢駅百番街内「あんと」内
TEL:076-260-3774
営業時間 8:30~20:00
定休日 なし
その他こちらのお店などでも
その他・売店
香林坊大和
めいてつ・エムザ
石川県観光物産館
アルプラザ金沢店
小松空港
アピタ金沢店
アピタ松任店
アピタタウン金沢ベイ店
レポート 銭屋五兵衛を想う【霜の花茶会】
心あてに
折らばや折らむ
初霜の
おきまどはせる
白菊の花
今は2月。
もはや時季外れの古歌を口ずさむ。
霜も雪もないのだから、あてずっぽうでなくとも花を見つけられるかもしれない。
2月16日(木)、石川県銭屋五兵衛記念館にて【霜の花茶会】と銘打ち釜をかけさせていただいた。
この時期の金沢にしては珍しい快晴。
茶室を照らす陽射しが心地よい。
銭五記念館の茶室は拾翠園といい旧銭五宅から移築したもの。案外知られていないが銭屋五兵衛は裏千家に親しんでいた茶人で、この茶室は三畳の小間。
とにかく狭い。
しかも向切。
実のところ、ここまで狭い茶室で点前をした経験はなく向切は遠州流ではまず行わないので戸惑った。
そもそもこの茶会は金沢歴活のご常連、浜さんから提案されたもの。
浜さんは銭屋五兵衛の清水家と親戚で、近頃の関心が北前船なので自然と銭屋五兵衛へと足が向き、以前、僕が歴活で髙橋家と銭屋五兵衛の関係を話したことを覚えていたからだ。
「銭五記念館にお茶室もあるから、髙橋さんそこでお茶会ってできたりします?」という浜さんの問いに僕は少しだけ躊躇して、やってみましょうと返事した。
浜さんとは以前にも金沢駅の地下でお茶会を企画したことがある。
今回躊躇したのは、銭屋五兵衛の茶室で点前をするということが、僕のこれまでを何か象徴するような気がしたから。
僕の髙橋という姓は父方のものである。
父は中学校の頃から一緒に暮らさず高校に上がる頃には正式に離婚した。
父は酒癖悪く、酔った勢いで僕の顔へガラスの杯を投げつけ、僕は夜間の救急外来へ運ばれたこともある。
その時の傷は今も残るが。
父の実家は羽咋という田舎の名家で、父は末っ子。
これまた名家であった髙橋家へと養子に入った。とはいえその頃の髙橋家は戦後の農地改革や遺産相続で揉めており父には財産らしい財産など何もなかったらしい。
実際僕の幼少はひもじい思い出しかない。
定職へつかない父の稼ぎも乏しいため、母は僕を産んですぐに職場復帰したため僕は0歳児から保育園に預けられた。
そんな父は【髙橋】という家柄が誇りであったらしい。
髙橋家は平家の落人伝説に由来し本当か嘘か分からないが鎌倉時代、地頭をつとめた家柄で父で20数代を数えるという。
数代前には銭屋五兵衛という商人の右腕にもなっていたんだという。
そう自慢する父に母は冷ややかな目を浴びせていたらしい。
そりゃそうだろう、実際の稼ぎが乏しく、子どもを3人抱えながら目の前の生活は苦しいのだから。
父の実家は1960年代前半に6人兄弟全員が短大以上の学歴で、まさしく田舎の名家だった。
しかし父は東京の大学で学生運動に明け暮れ、結局大学も転籍し不本意に石川に帰郷。
絵本などを売る本屋を始めたらしい。
小さい頃、家には漫画はないけど固めの児童図書や文庫本が多かった。
僕は読書が趣味で、実際年間の読書量も多いのだけれど数年前、仕事にやや行き詰まったとき母へ「仕事辞めて、本好きだから本屋でもしようかな」と冗談めかしたとき、から恐ろしさを覚えたものだ。
そんな父が誇りに思った、髙橋が関わる銭屋五兵衛。
その所縁の茶室で点前をすることは憚られた。
コーヒーに合う和菓子、石川代表に選ばれた一品!金沢うら田【さい川】
昨日、例年より数日遅れの春一番が吹き荒れた金沢。
遠くを見ればまだ雪に覆われた山々がそびえるも春の風が通るようになってまいりました。
僕の仕事は洋服屋ですのでお店には早春物が並びますが和菓子屋さんも春の和菓子屋が並び始めていてみているだけで楽しくなりますねぇ。
さてさて今朝はこちらです。
金沢うら田さんの【さい川】
昨日は頓挫してしまいましたが金沢うら田さんのお菓子を紹介するうら田ウィーク、誰に頼まれることもないけれど継続です。
和三盆にミルクを加えたメレンゲが挟まれていて甘すぎない。
実はこちら、珈琲とあう和菓子を決める「珈琲 和菓子アワード2016」に石川代表として選ばれております。
石川代表 さい川|珈琲♡和菓子アワード|AGF Lounge
そんな大会があるのか。。ということにも驚きですがうら田のマイナーなお菓子が選ばれていることにもビックリですよ。
個人的には餡子系の方がコーヒーに合うと思うんだけど、このウエハースもありかな。浅煎りのコーヒーに合いそう。
値段もめちゃ手頃なので(1枚いくらだったか記憶が定かでない。。確か80円くらい)ぜひコーヒーと一緒におためしあれ。
⬆︎公式はこちら
金沢駅百番街内「あんと」内
TEL:076-260-3774
営業時間 8:30~20:00
定休日 なし
早すぎる挫折、ごめんね全国のうら田ファン、その言い訳を書くよ!
タイトルの通りでございます。
今朝はこちらのお菓子をいただいたのです。
金沢が誇る名園、兼六園すぐ近くにある「和菓子の老舗中島」さんのすはま。
安定のお味でパクパクいけちゃいますね。
あれ?
今週は「金沢うら田ウィーク」って言ってなかったっけ?
毎日金沢うら田さんのお菓子を食べるんじゃなかったっけ?
うら田のお菓子じゃないよ?
5日目にして挫折?
そうなのです、挫折です。
道半ばです。志破れてお菓子無し。
いやー、買う時間なかったのですよ。。
火曜日に水曜と木曜の文をまとめ買いしまして、金曜日の文は木曜に行こうと思っていたんですが。
昨日は朝からお茶会の準備で慌ただしく、なんならお茶会の準備で前日寝つきが遅く、寝てなかったのですよ!お茶会終わってから仮眠をとりまして、その後はお茶会参加者の方から夕飯のお誘いを受けて夜は外食してしまい、むざむざとお菓子を買うチャンスを逃したのでした。。。
残念すぎる。
ごめんよ、うら田ファンのみんな!
だ、だけど明日と明後日はちゃんとまたうら田のお菓子をお届けするんだから!
和菓子の老舗 中島本店
〒920-0931
石川県金沢市兼六元町1の14
TEL:076-231-6534
FAX:076-231-6533
営業時間:午前9:00 ~ 午後6:00
定休日:不定休
お土産の参考にも!金沢うら田ウィーク、今日はイチ押し【唐崎】
昨日は限定モノでしたが今日は定番メニューいきます。
個人的うら田さんでは1番推しのこちら。
うら田流のどら焼き、マジで美味しいです。
【唐崎】といいまして、粒あんを皮で包んであります。
断面図はこちら。
出し惜しみしないぎっしり餡子を皮で包んでたまりません。
とにかく餡子が美味しいんです。。。唐崎は。
漉し餡じゃなくて粒あんのどら、というのが食べ応えあって好きな感じです。
どら焼きを嫌いな人は少ないと思いますし、日持ちもするのでお土産にもオススメ。
その辺の変な袱紗やどら焼き食べるんならぜひこちらをオススメしたいです。
大袈裟ではなく金沢駅で買えるリーズナブル和菓子だと熱烈にオススメしたい一品。
文句なしにうら田さんでは1番のオススメですが、残り3日間でこれを超えるお菓子に出会うだろうか。。
金沢駅百番街内「あんと」内
TEL:076-260-3774
営業時間 8:30~20:00
定休日 なし
金沢うら田ウィーク!バレンタイン限定だぜ【和心きもち】
金沢の和菓子屋、金沢うら田さんを食べ尽くす〈金沢うら田ウィーク〉、3日目をまいります!
できればお土産など買い物の参考にしていただきたいので限定モノは避けたいなぁと思ったりなのですが限定が多いのが和菓子の宿命。。
だって季節を感じてほしいんだもん。
そうだよね、仕方ない。
しかも今朝は昨日で販売終了したと思われるお菓子をご紹介。
【和心(わごころ)きもち】
ボルドーとゴールド、そしてブラウンのお菓子がなんともバレンタイン気分を盛り上げます。
和菓子屋さんがつくるバレンタインお菓子はもはやポピュラーになってる感ありますがこのお菓子もバレンタイン限定。
フランス産チョコと滋賀県産餅米を使ったという原料こだわり派。中身はチョコ入り白漉し餡。チョコ大福なような感じですな。
滋賀愛が強すぎて滋賀出身戦国武将で打線を組んでみたら思いの外豪華打線になった - yuta_tea.masterの日記
⬆︎過去にはこんな特集も
口の中がチョコパウダーでパサパサになるほどふんだんチョコの和心きもち、美味しかったです。しかしネーミングがもうちょいなんとかならんかね。。
バレンタインの気持ちをかけて“わごころきもち”ってことでしょうがあまりお洒落じやないんだよなぁ。。
横文字にするのが憚られたのでしょうか。
金沢うら田ウィーク!うら田さんのど定番?お土産にもピッタリの【麦笛】
昨日からお届けしております、金沢うら田さんのお菓子を7日間ご紹介の〈金沢うら田ウィーク〉
昨日予告した通り、本日は個人的うら田さんのど定番をご紹介。
どどん。
その名も【麦笛】
⬆︎公式はこちら
お饅頭ほどの大きさでして中にはゴロッと!栗がまるまる一つ入っております🌰
⬆︎断面図。栗と餡子と麦こがし(大麦)の三重奏。
口に入れるとふわっと麦と餡子の風味が広がりますがそれはなんてことはない序曲でして、甘味の旋律はダイナミックに栗へと進むのであります。
ひとこと、こ、こんなにふんだんに栗を使うだなんて!!
しかも麦笛は賞味期限が10日と日持ちもよく小分けの小包装なのでお土産にもピッタリ!
金沢駅で買えますので金沢観光の土産にも持ってこいですよ!
ちなみにうちの奥様も大好きでして、栗と餡子のハーモニーは女性受けも鉄板ですな。
個人的にも大プッシュの【麦笛】、ぜひご賞味あれ♪
金沢駅百番街内「あんと」内
TEL:076-260-3774
営業時間 8:30~20:00
定休日 なし