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yuta_tea.masterの日記

金沢在住。ファッション業界と茶の湯に片足ずつ入れております。金沢歴活副代表としてのブログも。

金沢歴活美術史特講「狩野永徳」

狩野永徳っていうとテレビゲーム「太閤立志伝」の印象がいまだに根強い金沢歴活高橋です。

今日の主役、狩野永徳はざっとこんな感じです、ご覧あれ。

生没年
1543〜1590

①どんな人?
狩野派と呼ばれる画壇の棟梁で京都で活躍、織田信長豊臣秀吉ら天下人の御用絵師として活動し当時の画壇の頂点に君臨した。
信長〜秀吉という稀代の為政者から次から次に仕事の依頼が来すぎてその死因は一説には過労死といわれる。

②時代は?
安土桃山時代(1573〜1615)

③どんな時代?
歴史学的にいうと、中世から近世への変わり目。時代の一大転換期。下剋上の気運高まり信長や秀吉ら天下人が登場。裕福な商人も活躍と、非常にエネルギッシュな時代で芸術においては覇気と生命感に溢れる作品が大本流だがその一方で“侘び”の美意識も誕生した。
とにかく忙しい時代。

④作品の特徴は?
若い頃は細密画〜壮年以降はダイナミックな障壁画が多くなる。特に晩年は筆づかいが荒々しく乱暴な書きっぷりが必見。
基本的に水墨画も細密画も障壁画もなんでもござれ。
個人的には“桃山という時代の空気”をひしひしと感じられる風俗画や大画面の迫力たっぷり障壁画がオススメ。


⑤代表作は?
洛中洛外図屏風(国宝)」
「唐獅子図屏風」
「檜図屏風(国宝)」

なんといっても永徳は唐獅子図屏風がオススメです。
ぜひ生でご覧になられてください。

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