yuta_tea.masterの日記

金沢在住。ファッション業界と茶の湯に片足ずつ入れております。金沢歴活副代表としてのブログも。

石引パブリックにて開催、【樂吉左衞門家歴代、特に3代のんこう】

樂吉左衞門歴代をこよなく愛する高橋です。

昨日は石引パブリックにて定期開催の金沢歴活。

テーマは冒頭で触れたとおり、樂吉左衞門歴代+3代のんこうについて。

こののんこう、茶の湯に親しむ人からすると馴染み深い人物。

ポイントは

①樂吉左衞門歴代の中でも屈指の名人

本阿弥光悦と関わりが深く、光悦からは【樂の妙手なり】と称された

加賀藩3代前田利常とも面識があり金沢へも訪れていた

 

特に③。

このことについては樂13代惺入が『茶道せせらぎ』に2代常慶とのんこうが金沢へ度々訪れていたと記載しております(残念ながら元史料が分かりませんが、、樂美術館に問い合わせようかな)

 

後世、金沢にはのんこうの黒樂名碗7つが伝わり【加賀のんこう七種】と呼ばれ大いに加賀の茶名を全国に広めたのでした。

 

ちなみに、のんこうの名の由来は千利休の孫、宗旦から贈られた花入によります。

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