リポート 【第158回】金沢歴活「英国ヴィクトリアの時代と紳士服の歴史」
今回の歴活は、服飾史。
服飾史、ということで洋服の歴史なのですが案外こういうテーマで話せる人って少ないような気がいたします。
話しは脱線、蛇行を繰り返しました。。
紳士服ってのは19世紀からそんなに進化していないのでデザイン、着こなしのルールを覚えてしまえばずっと応用が効くので楽だったりします。
知ってるようで知らないお役立ち情報として
・ジャケットの1番下のボタンは絶対にかけない(かけるとアンボタンマナーとなる)
・ベストの1番下のボタンも外す(5つボタンの場合、かけてもいいっちゃいいですが外した方がエレガントです)
・スーツのポケットにはモノを入れてはいけない(内ポケットのみ可)
ほんっとうに多いのですがジャケットの1番下のボタンは絶対にかけてはいけません。。
地方にいくと年齢に関係なくかける方が見受けられますが飾りですので。。
例外的にデザイナーズブランドのジャケットはボタンをかけるように敢えてデザインされていたり、JR等の制服(いわゆるブレザー)はボタンを全部かけたりしますが、それらは【もともと全部ボタンをかけられるようにワザとデザインされている】のです。
そうでないジャケットでボタンをかけてはいけません。。
こんなんなっちゃいますので。
色々めんどくさいかもしれませんが、なぜそのようになったのか、は歴史的な積み重ねがありますのでファッションの歴史に敬意を払い服を着こなしたいものであります。