1104日目「行松旭松堂」【春待ち】
冬の間毎日鉛色の空、北陸からお届けする和菓子マニアのyutaです。
昨日は石川県小松市へ初詣と墓参りへ。
小松市は成田屋の十八番、勧進帳の舞台なので歌舞伎の町として町おこししております。先代の団十郎さんはよく訪れていたようです。
そんな歌舞伎の町は実は裏千家と深い深い繋がりがありまして茶の湯が盛ん。
町中には和菓子屋も多い。
今朝はそんな中の一つ行松旭松旭さんの春待ちを。
お店の外観。
お菓子はこちら。
裏千家へお菓子をおさめているだけあり、上生がすごくしっとりみずみずしく滑らかな口当たり!
よい上生の条件と思いますが、みずみずしすぎて懐紙がしっとり湿るんです。
ちょっと大ぶりだな?と思ったけどペロリでしたね。
ちなみに、春待ちとは寒い北陸の地で早く春が来ないかと待ちわびた緑の草や鮮かな花をイメージされたそう。