歴活美術史特講【聖母】についてこれだけワンポイント
雨は夜更け過ぎに雪にも変わらず、なんなら雨すら落ちてはこない、手元に落ちるは疲れた吐息、働きづくめの歴活副代表の高橋です。
詩的なリズムに指を滑らせ、ささやかながらブログの更新。クリスマスな今夜は少しは美術を。
西洋文化でまず驚くは、教会の存在、キリストの教え。どこの街でもある教会そして、ルーブルメトロポリタン、どこにでもあるキリスト絵画。
二十歳でメトロポリタン、26歳からウィーンやプラハ、ルーブルで観たキリスト絵画は謎でした。しかし面白いもので、“ルール”を覚えれば見えてくるものあるのです。
知ってる人は知っている、知らない人はまったく知らないキリスト絵画のルール、本日はクリスマスらしく?【聖母マリア】
結論からいきやしょう、キリストの母君マリアさまは必ず【青と赤の衣服を纏っておられます】
これはレオナルドダヴィンチ。
これはラファエロ。
なんだか不気味なこれは15世紀の画家ピエロ・デラ・フランチェスカ。
キリスト教絵画はマリアの赤と青の衣服のような約束事がいくつかあり、なれてくると知らない画家の絵でもなんとなく理解できるようになるのが面白いところ。
教養が試されるようなところがありますが、昔の敬虔なキリスト教徒の方ならみんな知っていたことかもしれません💡
それでは、メリークリスマス🎄