yuta_tea.masterの日記

金沢在住。ファッション業界と茶の湯に片足ずつ入れております。金沢歴活副代表としてのブログも。

茶の湯

レポート【古地図アプリで巡る!百万石祭を楽しむ、茶の湯街歩き】

金沢といえば、加賀百万石だぜ!(驚くことに“かがひ”とうったら予測変換でた) 加賀百万石といえば、百万石祭だぜ! 俳優さんや女優さんが来て華やか! そう、百万石祭といえば金沢をあげてのお祭りなのです。 同じ石川県でも能登半島は宇出津のあばれ祭り…

レポート【古地図アプリで巡る!美のチカラを10倍楽しむ茶道具探訪】

今春、金沢にて開催されました全国の茶の湯ファン必見の展覧会【美のチカラ】 写真は金沢21世紀美術館 その美のチカラと、金沢観光のマストアイテム【古今金澤】が夢の共演。 (古今金澤については古地図アプリ古今金澤 | 金沢歴活こちら) 【美のチカラを10…

レポート【石引アカデミア】“加賀茶道の歴史・美のチカラについて語る”

先日、8月22日にブックカフェ「石引パブリック」にて久しぶりとなる石引アカデミアを開催いたしました。 こちらのイベント、2016年12月から2017年12月まで毎月1、2回開催していました。今年の1月以降、僕が退職、引っ越し、シベリア旅とバタバタだったのでし…

地方から東京へ和のお稽古時にお役立ち、夜行バスからの支度

和の(あまり使いたくない表現ですが)お稽古事や行事で東京へ行くことって、ありますよね。 それでだいたいそういうお稽古事とかって朝早いんですよね。 謎に。 しかも着物での参加が必須。 前泊できるのなら朝一にホテルでシャワー浴びてそこから支度とか…

Christmas2017の和菓子はこちらだぜ!金沢うら田さん

20171225、それは儚くも切なくもなんともなくともあっという間に過ぎていきました。 すいません、上手いこと始めようと思いながらなんのことか分からない。 Christmasといえば稼ぎどきだぜ!のyutaです。 Christmasのビッグウェーブは和菓子界も包んでおりま…

石引パブリックにて開催、【樂吉左衞門家歴代、特に3代のんこう】

樂吉左衞門歴代をこよなく愛する高橋です。 昨日は石引パブリックにて定期開催の金沢歴活。 テーマは冒頭で触れたとおり、樂吉左衞門歴代+3代のんこうについて。 こののんこう、茶の湯に親しむ人からすると馴染み深い人物。 ポイントは ①樂吉左衞門歴代の中…

石引パブリックで開催!【加賀茶の湯、流派はどう根付いたのか?】

僕の住む金沢では6月の第1週末に金沢百万石祭りという加賀藩祖、前田利家の金沢城入城を再現した一大イベントがございます。 第66回 金沢百万石まつり そして同時開催で行われるお茶会が【百万石茶会】これは兼六園など金沢市中心部で行われるお茶会で、様々…

【石引パブリックにて開催】「茶の湯展をより理解するための唐物」

東京国立博物館にて開催中の【茶の湯】展。 皆さま、もう行かれたでしょうか。 僕のSNSまわり、特にInstagramでも“行ってきました”報告が非常に多いです。 それだけ茶の湯愛好会には注目度の高い本展覧会。 出品している国宝や重文の数、その指定から漏れて…

奥能登国際芸術祭 茶会(仮)ノート

奥能登国際芸術祭 今年の秋(2017.9.3〜10.22)に珠洲市で開催される。 それにあわせて、茶会の依頼。 随分前に話をいただいていて、気がつけば4月半ば。 そろそろ考え始めないと、、と焦り考えを巡らす。 珠洲はさいはて。 開催場所はそのさらにさいはて。 …

来月の遠州忌にむけてのお稽古だったけど、和やかながらも修羅場だったよ

22歳の頃から金沢にて遠州流という流派で茶道に親しんでいる高橋(yuta)です。 いわゆる流派というものには流祖を偲ぶ流派忌というものがございます。 今風に言葉を変換しますと創業社長の命日に何か追悼イベントをするようかものでしょうか。 このようか流…

石引パブリックで開催、「千利休・古田織部から裏千家誕生まで」

月に一回、金沢美大近くのオシャレブックカフェ、石引パブリック(以下石パブ)にて歴活を開催しております。 歴活って何⁇って方は(こちら金沢歴活 | 歴史思考で私たちの未来の生き方を考える) (前回開催はこちら石引パブリックにて開催【ヴィトンとエル…

お茶の都、金沢にステキお茶屋さん登場!!【茶舎 觀壽(みこと)】

毎日抹茶を飲んで1124日、抹茶を愛する男yutaです。 抹茶もそうですがコーヒーも365日飲んでいる気がいたします。どんだけホッとしたがっているんでしょう、私。 今日は友人にかねてからお誘いを受けていたお茶専門店へ行ってまいりました。 金沢市主計町に…

1104日目「行松旭松堂」【春待ち】

冬の間毎日鉛色の空、北陸からお届けする和菓子マニアのyutaです。 昨日は石川県小松市へ初詣と墓参りへ。 小松市は成田屋の十八番、勧進帳の舞台なので歌舞伎の町として町おこししております。先代の団十郎さんはよく訪れていたようです。 そんな歌舞伎の町…

【茶碗の中の宇宙】道入と光悦

おはようございます。 クリスマスイブの朝は樂家3代道入(ノンコウ)と光悦のお話にお付き合いください。 京都国立近代美術館で開催中、【茶碗の中の宇宙】の見所にもあげましたがこの2人の茶碗を一部だけ、列べて展示してあるのがにくいところ。 まず2人に…

レポート【茶碗の中の宇宙】その2

昨日に引き続きまして京都国立近代美術館で開催中の【茶碗の中の宇宙】のレポートです。 今日は超個人的にチョイスする3大見どころを書きます。 ①長次郎の【大黒】と【無一物】 まず樂焼初代、長次郎ははずせません。 僕も樂の歴代が揃う展示はそれこそ何度…

レポート「京都国立近代美術館」【茶碗の中の宇宙】

昨日は日帰り京都でした。 目的は表題の展覧会を見に行くため。 歴活でもとりあげたことはあるのですが、千利休の時代から茶碗を作り続けている樂吉左衞門家。初代の長次郎から現在まで15代を数えます。 僕はその15代、当代の樂吉左衞門さんが1番好きな陶芸…

1058日目【萩の月】

福島旅行でたらふくお菓子を調達してきました。。 どれくらいっていうと、これくらい。 何日もつのか、賞味期限とにらめっこなわけですが本日は福島旅行で買ったものではなく旅行先で義兄よりいただいたこちら。 はい、仙台銘菓の萩の月です。。 福島のお隣…

会津若松をゆく其の三“千少庵”

昨日は早朝の緊急地震速報で目が覚め慌ただしく会津若松最後の朝を迎えましたyutaです。 いやぁ、びっくりいたしました。。 何事もないように茶を飲んでおりましたが。。 茶といえばあまり知られていませんが、会津若松には一時期あの千利休の息子が身を寄せ…

早朝の緊急地震速報、それでも僕は茶をいただく

目覚ましのアラームにしては時間が早く、耳にしたことのない音で目が覚めたのはキッカリ午前6時ちょうど。 宿泊先の会津若松のホテルにて。 妻の、「怖い!」という悲鳴でかえって僕は冷静になり、強く揺れる最中もハッキリとした意識で過ごしたのでした。 …

1056日目「会津葵」【かすてあん】

さてさて、会津若松に滞在しております。 こんな時間に今朝のお菓子をご紹介、なのですが本日会津若松市内に大量に和菓子を購入したことをここに告白しておきます。 ホテルに戻って、いざ和菓子たちを見渡すと【これ、すごいね。並べて写真撮らないと!】と…

1055日目は、兄の結婚式

今日は兄の結婚式で福島県に来ています。 福島なので、震災の前後はそれはいろいろありました。 ただただ幸せになってほしいという気持ちです。 今朝はそんな想いで茶をいただきました。 かんのやさんの柚餅子。

レポート第104回「金沢歴活」【これであなたも通の仲間入り!茶の湯釜の歴史】

今回は茶の湯釜についてお話。 先日行った古地図アプリでの金沢街歩きでも茶の湯釜を話題にしましたが、 (http://yutateamaster.hatenablog.com/entry/2016/11/11/221049) ↑その時の詳しく 遡ること今年の8月に歴活にて茶の湯釜について話していたのでその…

金沢の茶の湯【中川宗半】

毎日抹茶を飲んでいながら風邪をこじらせ気味のyutaです。 僕は1000日以上抹茶を欠かさず飲んでおりますがそれでも体調壊すときは壊すんですよねぇ。。鼻水がグズグズだぜ。 さて中川宗半です。 ざっと概要。 ◼︎生没年は? 永禄五年(1562年)〜慶長一九年(…

加賀茶道を歩く!宮崎寒雉の塩屋釜編

金沢の街歩きに必須なもの、それは古地図アプリ【古今金澤】 ⬇︎これです http://ablecomputer.co.jp/Product/KanazawaOldMap/ 古今金澤を使って金沢を歩こうシリーズ、今回は僕の得意分野、茶の湯(茶道)でございます。 題して「宮崎寒雉の塩屋釜編」。 宮…